医師による自由診療での大人ニキビ治療

医師による大人ニキビ治療は、
保険診療と自由診療の2種類がありますが、
ここでは自由診療についてご説明しましょう。

 

自由診療による大人ニキビ治療の内容

自由診療による大人ニキビの治療内容は、
「基本的には薬を処方するだけのケースが多い」
という保険診療に比べて、とても幅広いものとなっています。

 

代表的なものをざっと挙げるだけでも、

 

〇ケミカルピーリング
〇光線機器を使っての光治療
〇レーザー治療
〇皮膚吸収率の高いビタミン外用薬の投与
〇経口避妊薬(ピル)の投与

 

などといったものがありますよ。

 

ところで、上の治療方法の一覧を見て
「ピルを使って大人ニキビ治療!?」と、ビックリされる人もいるかもしれませんが
「ピルによるホルモンバランスの調整作用で、生理前にありがちな大人ニキビの激増を防ぐ」
という考え方で処方されることがあるんですよ。

 

欧米では特に、よく使われている治療法のひとつです。

 

自由診療での大人ニキビ治療のメリットとデメリット

では次に、自由診療による
大人ニキビ治療のメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

まず、メリットとして挙げられるのは、
やはり「保険診療よりも圧倒的に治療方法の幅が広く、
しかも、ニキビ痕の改善など、美容目的の治療もおこなえる」ということです。

 

しかし、
「治療を続けるには高額の自己負担が必要なので、金銭面は厳しい」
というデメリットは、どうしても出てしまいますね。

 

気が済むまでとことん自由診療をやって、
徹底的に大人ニキビ改善をしたいと思っても、
それを実際にできる人は、なかなかいません。

 

また、自由診療のデメリットというか注意点として挙げられるのは
保険診療と自由診療を併用する混合診療は、
今のところ日本の医療保険制度では、ごく一部の範囲でしか認められておらず、
大人ニキビ治療の混合診療は、保険適用の対象外となってしまうという点です。

 

混合診療が認められていないと、どういうことになるかというと、
「保険診療を受けつつも、美容面は自由診療でカバーしたい」と思っても、
それをやると保険診療の範囲だったはずの治療まで、全額自己負担となってしまうんですよ。

 

ですから、いくら選択肢が多くても、いきなり自由診療に飛びつくのは、
「保険診療ができる可能性を消してしまう」という理由があって、あまりおすすめできないのです。

 

もちろん「ニキビ痕さえ改善すればそれでいい」など、
ニキビ治療に対する要望が、保険診療の範囲から完全に外れているケースでは、
最初から自由診療を選ぶのもアリですが・・・

 

そうしたケース以外の大人ニキビ治療については、
基本的には、まずは保険診療の範囲内で治療をしてもらって、
それでも改善できないなど、

 

保険診療に限界を感じた時に自由診療を検討する、という流れにしたほうがいいでしょう。